お疲れ様ですソラマチ店です。
まるで火曜日の様なタイトルですが、本日は水曜日です。靴の日の告知です。
今月の「靴の日」は2回 、9日(土曜日)と19日(火曜日)です。
日頃酷使している革靴に
感謝を込めてクリームを 大袈裟だけど受け取って
お手入れをしながら、修理をしながら、大切に扱って頂ければ、
スコッチグレインはそーとー長く履けます。
と言う事で
今日、私の足元を支えてくれているのはこの靴です。
L-0311ネイキッド25.5です。2003年夏のリミテッド(限定品)です。
インペリアルプレス「ティ」(ここ重要)ージ956BRではありません。
染色されていないコードバンの鈍い輝きがなんとも良い感じです。
当時はなんと、この靴にカーキ色の乳化性クリームが付属して販売されていました。
この靴には特別思い入れがあります。
私が初めて購入したスコッチグレイン。
当時貧乏学生だった私は銀座店(現在の銀座本店)でアルバイトをしておりました。
私はどーーしてもスコッチグレインを手に入れたく(足を入れたく)、
意を決して、まさに清水の舞台から飛び降りるが如く決意で、
画像とは違う別の30,000円のスコッチグレインを購入しようとしていたその時、
銀座店の店長は私にそっと囁いたのです・・・
「・・・本当に、その靴でいいのかい・・・?」
そうなのです。私が最も足を入れたかった靴は、実は画像のL-0311ネイキッド(40,000円)でした。
私はその日、30,000円のスコッチグレインを購入せず、大磯に帰り、親に頭を下げ、
10,000円を工面してもらい、翌日にこのL-0311ネイキッドをとうとう購入したのでした。
以後、自分にとって大切な日にはこの靴を履くようにしています。
そんなこんなで、15年も履き続けると、こちらも色々な思い出が
詰まった「特別な宝物」へとエイジングしました。 ソラマチ店