こんにちわ。銀座店上村です。
11/17のブログで少し触れましたが、
実は私、2ヶ月間フランスのJ.Mウエストン工場にて研修を受けてきました。
そこで今回は、通常のshopブログとは別に私がフランス研修で見てきたものを
3回に分けてお伝えしたいと思います。
しばしお付き合い下さいね!
J.M ウエストンの工場はフランスの中部に位置するオート=ヴィエンヌ県の中心都市である
リモージュにあります。
とっても緑が豊かなところです。
古き良きフランスの田舎街といった感じでしょうか。
リモージュ磁器がとても有名ですが、革製品も古くから作られていてエルメスの工場も近くにあったりと、
職人気質の街なんですよ!
ウエストンは1891年の創業当初から、この地で靴を作り続けています。
ここから2ヶ月、各セクションで1〜2週間ずつ研修を受け、最終的には自分の靴を一足作ります。
まずは裁断セクションです。
革は天然素材ですのでキズがあったり、繊維の弱いところもあって、すべてが靴に使えるわけではないんです。
人の目で一枚一枚革の状態をチェックします。
革の裁断には最新のマシンが使われています。無駄のないカッティングは圧巻の一言。
しかし、オーダー品などの一点ものやクロコダイルのようなエキゾチックレザーは全て手裁断なんです。
この作業から研修がいよいよスタートです。
仲良くなった裁断チームの皆さんとパチリ。
みなさんホントに親切にしてくださいました!!
続いて、製甲(縫製)セクションに移動です。
ここでは、ウエストンを代表するモデルである180ローファーの縫製を勉強します。
ここから自分の作品作りもスタートです!
緑豊かなリモージュにちなんで、深緑色の革を選びました!
ウエストンのモカは割れにくいと言われますが、なるほど!何事も下準備が一番大切なんですね!!
そうこうするうちに研修は進み、、、
一週間後。
ついにアッパーが完成!!!
この時点で私、もう感無量です。。。
さてさて、次回はいよいよ、靴の形に近づいてきますよ!
靴は果たして完成するのでしょうか!?乞うご期待!
長文にお付き合いいただきありがとうございました!!