こんにちは、オンラインストアです。
本日は本社工場よりご案内いたします。
おや、これは一体何でしょうか?足の裏の形に見えますね。
上が「中物」、下が「シャンク」という靴本体と本底(ソール)の間にあるパーツです。
足のアーチを支えたり、靴の歪みを防止する為の
スコッチグレインの靴にはなくてはならない重要なパーツなのです。
靴が完成すると見えなくなる箇所ですが、歩き心地にも影響する、
まさに『縁の下の力持ち』的な役割を担っています。
中物にクッション材として練りコルクを中物に使う靴メーカーさんもありますが、コルクは劣化しやすく弾力性が低下するため、
劣化しにくいスポンジをスコッチグレインでは使用しています。
また、強度と軽量化のため、土踏まず部分のシャンクはプラスチック製のパーツを使用しています。
他の素材では鉄や木の材質を使用しているメーカーさんもあるようですね。
革靴の顔となる甲革はもちろんですが、見えないパーツにもこだわっているのが
スコッチグレインです。
職人さんが手際良くシャンクを取り付けています。
今日ご案内したものはいくつもある製造工程、パーツのほんの一部でございます。
そのひとつひとつがつながって1足の靴に完成していくんですねぇ~。
今後もちょこちょことご紹介いたしますのでお楽しみに!