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語るシリーズ第三回 ”武器としてのスエード”

2020/09/30 ecute上野店

 

今回はスエードのお話です。夏も冬も、仕事でもプライベートでも、大体スエードを履いている上野店石田がお伝えします。

直営店のスエードは以下の3タイプです。

①チャッカブーツ

②外羽根プレーントウ

③外羽根フルブローグ

No,5600

3アイレットのチャッカブーツです。一番の特徴はそのホールド感です。チャッカブーツは2アイレットも多いですがこれは3アイレット。ゆえに靴紐による抑えが効きます。また短靴に比べ丈が長いため、くるぶしまでしっかり覆われます。そこにスエードの柔らかさが合わさることで、足首に吸い付くような独特のホールド感が生まれるわけです。

No,5394

プレーントウの短靴です。チャッカブーツに比べると幾分軽快、すっきりとした印象です。季節を問わず、またビジネスシーンでも履きやすいデザインです。一見シンプルですが起毛革の風合いが味のある表情を生みます。特徴はその丸みを帯びた木型です。足当たりの柔らかい素材と相まって、指先へのストレスを感じにくい作りになっています。

No,5395

最後はフルブローグです。カジュアルでリラックスした雰囲気が強まります。野趣あふれるスエードの雰囲気に一番合ったデザインとも言えます。穴飾りの多い靴は派手になりがちですが、スエード×フルブローグの組み合わせですと派手過ぎずシンプル過ぎない上手いバランスにまとまります。

いずれのモデルも甲革は’カーディフ’スエード。スエード専門のタンナーであるイタリア・シャラーダ社の革を使っています。毛足が短く揃った綺麗な起毛が特徴です。

色によってガラリと印象が変わるのもまたスエードの面白さです。合わせる服を選ばない王道のダークブラウン、引き締まった印象を与えるブラック、スエードらしい風合いを最も味わえるオリーブブラウン…個人的なオススメは履きまわしやすいダークブラウンです。

オンオフ履けるスエードですが、真価を発揮するのはやはり休日の装いです。休みの日はジーンズにスニーカーという方も多いかと思います。そんな方こそ是非スエードをお試しください。スエードとジーンズは特に相性の良い組み合わせの一つで、それだけでお洒落に見えます。休日のカジュアルな装いを1ランクも2ランクもドレッシーに格上げする”武器としてのスエード”。上野店からの提案です。

 

🐼今日は「くるみの日」です

 

 

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