上野店石田です。ブログをご覧の皆様、お待たせいたしました。熟成革を使った新商品、SG2020が本日11/18から販売開始です。専用に開発したワックスも本日から販売します。SG2020とはどのようなモデルか改めてご説明しますと…
木型はオデッサと同一のシングルE、イタリア産の革底にパンチドキャップトウのデザインを合わせたモデルです。甲革に使われている熟成革が最大の特徴でして、厳選を重ねた革にワックスを吹きかけ3ヶ月、冷蔵熟成を経て完成した「磨くほどに育つ革」です。
新品のモデルはツヤ感が控えめで「おや?」と思われるかもしれませんが、それは熟成革の元々の素材の良さを最大限生かした仕上げにしているため。お客様ご自身で磨いていただき、革を育ててゆく醍醐味を少しでも味わって欲しい、という思い故です。上野スタッフによる磨きサンプルの写真をいくつかご紹介しましょう。
①全体
②つま先・かかと
③(左から順に)磨き前・磨き後・オデッサ
磨くことで雰囲気が随分変わるのが見て取れるかと思います。こうして並べてみると、磨き後のSG2020(写真中央)は上質な輸入革を使った上位モデル、オデッサ(写真右)に匹敵する光沢を放っているのが良く分かります。最初はマットな質感だったSG2020も磨き次第でここまでツヤが出てきます。
11/29までにSG2020をご購入頂きますとアプリ特典で専用のワックスが付いてきます。上のサンプルもこのワックスで磨いています。ツヤが出やすく伸びの良い新配合のワックスで、これから靴磨きを始める方にもオススメです。これを機に奥深き靴磨きの世界へ一歩を踏み出してみては?
🐼今日は「カスピ海ヨーグルトの日」です
完全に余談ですがカスピ海ヨーグルト、筆者も昔よく作っていました。一般的なヨーグルトの発酵適温は40℃ですが、カスピ海ヨーグルトは27℃の低温で発酵させます。ヨーグルトに限らず低温で長時間寝かせたものは大体旨くなるのが食品発酵の通則でして、いわんや10℃で3ヶ月寝かせた熟成革も然り。店頭にてお試し頂ければ幸いです。