牛の歩みも千里🐄

銀座店吉田です。上記の写真の撫でられているモーモー。そうです。今年は丑年でございます。干支である牛にあやかる図でございます。そんな日々の生活の中でたくさんの関りを持つ牛でございますが、弊社の革靴も『カーフ』を使用しておりますので、改めてその紹介をさせて頂きたいと思います。カーフとは生後3か月～6カ月以内の仔牛のことを指し、成牛革と比べ繊維がきめ細やかで銀面に傷が少なく、しなやかな質感と自然な光沢感があるのが特徴です。さらに馴染みの良さも相まって靴との相性は抜群といえると思います。しかしながら、シワが付くことや雨に弱いという点も挙げられます。（尚、弊社には雨に対して傷みにくい加工をした製品もございます。そのご紹介はまたの機会にさせて下さい。）

シワが付くという事を味わいとし楽しんでいただければより一層ご自身の靴に愛着が湧くのではと私は思います。

こちらが私がよく履いてる一足。国産カーフを使ったベルオムというシリーズです。（756BL）弊社の製品の中でもかなりシャープな形が特徴で足元のシルエットを引き締めてくれているように思いすごく気に入っている一足でございます。大体3年位履いておりますが、上記で書いたようにシワなどの経年変化が見られるのがおわかりだと思います。このシワや自身の足の形に沿った形状の微妙な変化・・・ナイスですねぇ・・もとい、たまりませんよね？さらにクリームやワックスで整えているので新品の時よりも今の方が良い表情をしているように思います。

カーフの魅力、皆様に伝わりましたでしょうか。また是非皆様の履き込んだ靴の話も聞かせて下さい。人それぞれの歩いた過程が表れていると思うと皆様の一足一足に魅力を感じますね。

ということで今回ご紹介させて頂きました靴も対象内です！この機会に是非！

最後になりますが、このような自粛が続く現状の中でも足を運んでくださった皆様本当にありがとうございます。またオンラインストアを活用してくださった皆様も本当にありがとうございます。自粛をしなくてはいけない、でも仕事も行かなくてはいけない・・・去年から我々に降りかかるこの「ジレンマ」こういったものを打ち消すのはフィクションの映画や本の中だけなのだろうか。一発で打ち消すことは出来ないだろうが、表題のことわざの通り少しずつ粛々と日々の生活の中で皆様と共に店員一同気を付けていきたいと思います。

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