皆様こんにちは。ソラマチ店の岡野です。
ほわっと温かくなったりキンッと寒くなったりの繰り返しでなかなか厚着がやめられない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
早く落ち着いて欲しいですね
ところで皆様、靴のフィッティングで不安になることはございませんか?
お店で接客する度「本当にこれでいいのかな?」とお悩みになられるお客さまが多いように感じます。
今回は私自身も接客時はもちろん、靴を買う時にも気を付けているポイントをご紹介致しましょう。
まずは・・・いきなり定番ですが、踵のフィッティングです。
サイズが大きい・長さが余る場合靴の中で足が前後に動いてしまい、硬い先端に突っ込んでしまったり、動かないよう無意識に気を使ってしまい疲れないか心配ですね。
このくらいピッタリ当たると安定感良く感じますね。
次は逆にきつさ加減ですが、「繊維がほぐれて柔らかく足に馴染み、あとで緩くなるからタイトが良い」といったことはご存知かと思います。
考え方は間違っていませんが、足が入るギリギリまでサイズを下げる際は注意が必要です。
①の線より後ろは、履いた時点で痛みを伴わなければ時間をかけてゆっくり馴染むことが期待できますが、つま先側には形を整える硬い芯があり、さほど馴染むのが期待できない為、指を交差させたりギュッと丸めなければ我慢できない程強く圧を感じるようであれば、足を傷めかねませんので1つ上のサイズや別の木型の靴を試されても良いかもしれません。
[踵-つま先]で履くのではなく[踵-甲]で履ける靴が足をしっかり固定でき、指先を傷めにくく安心ですね
ちなみに②の紐を通す箇所のV字の隙間が開いていると気になる、というお声も頂きますが、むしろ試着時点で開いている方が、後で緩くなってもまだ紐をしめる猶予がある、ということですので後々の事を考えるとその方が良いかな、と思います。
※足の形・肉付きによってはどこまでサイズダウンしても隙間が閉じるお客さまもいらっしゃいますが、あくまでポイントの1つに過ぎませんので深く気にせずとも良いかと思います。(私がこのタイプです)
以上のまとめとして最もイメージしやすいモデルがスコッチグレイン店頭にはございます。
甲の部分で真っ二つの4016です。本来はグッドイヤーウェルトの構造説明・ライニングの紹介等に用いています。
フィッティングにお困りの際は、こちらを履いているかのような、踵と甲でしっかり固定でき、指先に安心感のある靴であるかチェックして頂けますと、靴探しの助けになるかもしれません。
※履き方の好みもあるでしょうから“絶対”ではございませんが何かのお役に立てば幸いです。
好評発売中のショップスタイル・銀座エディション。お求めいただけましたでしょうか。
スッキリとした見た目にダークのベガノカーフの成長が楽しみな一足です。
同一木型の品番がございますので、気になるお客様はサイズ感合わせに是非。
ただいま、STORESではアウトレット品が1足で10%OFF、2足以上で合計金額から19%OFFのセールを、
オフィシャルオンラインストアでは、レギュラー商品が10%OFFのセールを行っております。
こちらもお目当ての靴の同一木型をお調べしてご試着して頂けますのでお役立てください。