「 私のスパイダー 」の経過です。
今日は、段々と日本の生活とヒロカワ製靴の工場にも
馴染んできたジュリエットの続編です。
彼女自身が履くスパイダーを
「トゥラスター」と言う最新のつま先(トゥ部分)を
まとめる機械で吊り込んだ後の確認の様子です。
前後左右のバランスや羽根周りを含めた確認です。
イタリア製の高額な機械で、弊社の木型がデータ入力されていますが、
日々、データ通りではいかない天然皮革の難しさや甲革の仕上げ方を踏まえて、
職人が革に合わせて奮闘しております。
きっとこのスパイダーも良い靴になるでしょう。
この作業風景は、本底の“のり塗り”作業です。
繰り返し続く“のり塗り”ですが、嫌な顔をひとつせず、頑張っていました。
個々の作業中マスクをして作業をする職人が多い中、
フランス人の考え方なのか、マスクを勧めてもしません。
これは、「マスクは重症の時にするものだ」という認識のもとらしいです。
予防には使わないのですね。
「私のスパイダー」完成まであと2 semaines!