こんにちは、オンラインストアです。
台風が続き、雨の強い日が多いと気持ちも落ち込み気味になってしまいます。
天気の良い日には綺麗に磨いたスコッチグレインの革靴で気持ちよく散歩をするのもいいですね。
研修生のララさんのスパイダーも完成に近づいてきました。
踵の下に半敷きを貼り付けようとしています。半敷きにはロゴが刻印されています。
スコッチグレインの靴の証となり、靴に魂が宿る気がします。
熱風器でシワをとばして整えます。
クリームを塗って磨いています。
フランス、アノネイ社のベガノカーフはスコッチグレインでも代表的な「オデッサ」シリーズなどにも使用されています。
とても磨き甲斐のある良い革です。魅力は何といっても履いて磨いてを繰り返すことでの経年変化。
新品の状態からどんどんと深みが増していくんです。
仕上げは油性クリームでのモルトドレッシングです。スパイダーは片足19もの裁断した革を縫い合わせます。
パーツによって濃淡やグラデーションを施す事で靴に豊かな表情が生まれます。
ララさん、とても楽しそうに磨いています(^.^)
モルトドレッシングが終わりました。
とても綺麗に仕上がっています。
フランスに帰ってもこの靴を履き込んでアジを出して欲しいです。
3階の仕上げの皆さんとの記念撮影です。
ララさんにとって靴づくりを通しての交流や経験が良い思い出となってくれるととても嬉しいです。