みなさん、こんにちは。
本日は『9』のつく日、『くつの日』でございます。
「くつの日」とは…
スコッチグレインでは毎月「9」の付く9日、19日、29日を「くつの日」として、靴のお手入れをして欲しい日に設定しました。この日はスコッチグレイン全店で、靴磨きやお手入れについて、特にご相談を受け付ける日としています。販売店スタッフにどんどんご相談ください。
Fair1
靴をお買い上げのメンバー様に、購入時に保持ポイントを全てご利用いただくと、もれなくワックスか、乳化性クリームのいずれかを、お好みの色でプレゼントいたします。(保持ポイントが、0ptになればご利用ポイントはいくらでも構いません)
Fair2
メンバー様は木製メンテナンスボックス(税込¥5,280)を保持ポイント4000ptで交換できます。
ポイントをお持ちのメンバー様にとっては、いつも通りの靴の購入でクリームを一つ手に入れられるお得なチャンス。是非ご利用ください。
ポイントをアウトレットやファミリーセールでもご利用いただける商品券(クーポン値引き・有効期限有り)に替えられる制度も始まりました。こちらも是非ご活用ください。
大切なお知らせを終えたところで、よろしければもう少し私の話にお付き合いください。少し長めの文章となります。
Fly me to the Moon
And let me play among the stars
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
In other words hold my hand
In other words …Darlin, kiss me
『Fly me to the Moon』おそらく聴いたことのないかたはいないのではないかというぐらい有名なこの曲、私が初めて出会ったのは中学一年生、Frank Sinatraが歌うライブ音源でした。何も知らない子供だった私は、この歌詞の登場人物にシナトラのような男性を想像し、辞書だけを頼りに「In other words hold my hand」を素直にそのまま「他の言葉だと、手を握って。」と訳してしまいます。とうぜん歌詞に対する感想は「なにを言っているんだ、このおじさん・・・??」(^-^;
しかしそれから数年後、色々な経験をし改めてこの曲にふれた時には、女性が照れ隠しで言った言葉の真意になかなか気付いてくれない男性に「ねぇ・・・、手を繋いでって言ってるの!!」と甘えて言っている姿を思い浮かべるようになり、ここからそれまで曲のメロディーや演奏にしか興味がなかった私に、歌詞の世界という大きな魅力がひろがったのを覚えています。
実は同じような経験が靴磨きにもございまして・・・(^^)。革靴を履くようになった本当に初めの頃、靴を磨くというのは私にとって少し面倒なことでした。しかし、しっかりとした場にスニーカーで出かけてしまったり、革靴を履いていてもちゃんとお手入れをしていない状態で恥ずかしい思いをする等の経験を重ね『なぜ革靴を履くのか。』ということをより考えるようになり、また『磨く!』ということに対しても「何かにこう書いていた!」や「誰かがこう言っていた!」ではなく、実際に自分で色々なことを試し、成功はもちろん失敗も含めて「自分のしたことだから・・(^^;」と自身の責任として楽しめるようになった時、靴磨きが洋服や靴を選ぶのと同じぐらい自分にかえってくる大切なことだと思えるようになり、そこから磨きの方法やクリームの種類等を知ることがとても魅力的で楽しいことへと変わっていきました。
スコッチ・グレインのモルトドレッシングにあえてウイスキーを使っているのにも、仲間や家族との話題の一つとしていただき、靴磨きをもっと楽しんで頂きたいたいという思いが込められております。みなさん是非一度試してみてください(^^)。
最後までご覧いただき、有り難うございました。もし画像に写るレコードのジャケットを見、「おいっ!!」と突っ込みを入れたかたがいらしたら銀座本店へご来店の際にはぜひ柴田へお声がけください。靴と靴磨き、そしてお洋服と音楽のお話を一緒に楽しませて頂けると幸いです。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
銀座本店 柴田
追伸:歌詞の訳は皆さんそれぞれ色々な取り方のできる曲だと思います。あくまで私個人の解釈だとご理解いただけますようよろしくお願い致します。