フランス研修いってきました!②
2017/11/24 銀座本店
Bonjour! 銀座店上村です。
今朝はバゲットを食べました。フランスかぶれです。
ところで、フランス滞在中はたくさんの挨拶が交わされました。
その日最初に顔を合わせた時は、男同士なら握手、女性へはビズ
(左右の頬を2~4回合わせる挨拶)をします。
シャイな日本男児としては結構照れくさいのですが、郷に入れば郷に従えです。ニヤケないよう注意です!
この他にも色々とありまして、
Bonne journée! /ボンヌジュルネ =良い一日を!
Bonnne soirée! /ボンヌ ソワレ =良い夜を!
Bon appétit! /ボナペティ =めしあがれ! (良い食欲を!の意味) これから食事する人に対して言います。
「おはよう」「さようなら」以外の場面でも、こんな挨拶が頻繁に交わされるんですね~!
挨拶だけで、ぐっと親しくなれる気がしますね!
おっと、だいぶ話がずれました。
それでは前回の続きからです。
まずは中底の加工。
一般的にはグッドイヤーウエルト製法の中底にはリブテープという別パーツが付きますが、ウエストンは中底の一部を起こしてリブを作るんですねー!
昔からの伝統を守っている製法とのことです。
これには驚きました!!!
こちらはノルベジェーゼ製法を用いた「ハントダービー」というモデルの手縫いの様子。
量産をしているメーカーでありながら、こんなにも手仕事を多用するモデルも作っているんです!
専属の職人さんが3人いまして、職人一人で一日1ペアしか作れないそうです。
続いて、釣り込みという革をマシンで引っぱってを成形していく作業です。
この作業で、靴の表情が決まるんですね~
このマシン、実はヒロカワ製靴でも同じものを使っているんですよー!
中物(内側の空間を埋めるクッション材)にはこうやって練ったコルクを入れるんですね。
作業はどんどん進みます。
本底を圧着して~
出し縫いをかけて~~
ヒールが付くと、ぐっと靴らしくなってきますね!
グラインダーでヒールを整えていきます。 これがまた難しい~~!
化粧クギを打ったら、もう完成間近!?!?
いやいや、実はここからが手間が掛かるんです!
ということで、次回(最終回)は仕上げ作業からご紹介します。お楽しみに!!
長文にお付き合いいただきありがとうございました!
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