チーズ大好き銀座店上村です。
いよいよ第3話!
靴製作の工程も最終段階に入ります!
と、その前に、
腹が減っては戦はできぬ。
まずは食事風景から~
ウエストン工場の中には大きな従業員レストランがあるんです。
フランスは移民の方も多いですがら、様々な食文化に対応する為、基本的にはビュッフェになっています。
この日は、ドイツのオクトーバーフェストにちなんで、ドイツ料理が振る舞われました。
仮装までしてノリノリです。
ビールまで出されてましたが、いいんでしょうか?(笑)
おっと、さらにノリノリ。
こちらはフランスでポピュラーな家庭料理、クスクスです。
お肉や野菜を小麦で作った粒々と混ぜて食べます。これ、めっちゃ美味い!
時には、お昼からステーキいっちゃいます!
リモーザン牛という、この地域の名産品です。めちゃくちゃ柔らかい!!
毎日こんなの食べてました(笑)
2ヶ月いたので、絶対太ると思ったのですが、炭水化物あまり食べないからか意外と大丈夫でした。
さてさて、靴作りに戻ります。
前回で、ほとんど靴の形になりましたので、ここから仕上げに入ります。
細かい釘打ちは手で行います。
釘でW! かなり手が込んでます!!
コバインクが塗られます。ムラにならないように塗るには熟練が必要です。
底面をバフで磨くと、、、
手前がBefore 奥がAfter
どうですか!この輝き!!!
最終段階です。
革色に合わせたクリームを入れていきます。
出し縫いを伏せた後の細かいすき間も、ロウで埋める細かい仕事ぶり。
周囲にインクを入れると、ソールの仕上げは完了です。
この新作モデルには、つま先にポリッシュを施します。
フランスではこの作業をグラサージュと言うそうです。グラスとはフランス語で鏡のことですね。
ついにスコッチグレインのモルトドレッシングの腕を活かせる時が来ました!!
「この磨きは難しいわよ!あなたに出来るかしら?!」といった感じで、不安そうに見てきます。
こんな感じでどうでしょう?(したり顔)
ここから2週間グラサージュ専属になりました。
そんなこんなで、合い間に進めていた私の靴もついに完成!!
最後に細かくチェックをうけます。
「素敵な靴が出来たね!」
と言っていただけました!(泣)
今回制作した靴は、スコッチグレイン銀座店にて年内まで展示しています。
ご来店頂いた際は、是非見て行ってくださーい!
さてさて、長きに渡って私のフランス研修の様子を綴らせて頂きました。
ここまで見て頂いた皆様、本当にありがとうございます。
書ききれていないことも沢山ありますので、詳しいお話は銀座店でさせて頂きますね!!
と、ここで終わりたいところですが、
次回!!
フランス研修いってきました!番外編!!(笑)
アップすることになりました(年内予定)。
工場以外でのフランス生活や、裏話など書かせて頂きますので、もうしばしお付き合いください。