前回から少し時間が空いてしまいましたが、本日は自慢の職人第2回目をお伝えしていきたいと思います。
第2回目はグッドイヤーウェルト製法に欠かせない「リブ」と呼ばれるパーツを中底に貼る製造工程を主に担当しているUさんです。
リブとは、グッドイヤーウェルト製法の要である「ウェルト」を縫い付けるための縫い代になる部分で、中底に接着剤を塗った後、リブ専用の機械を使って職人が1足1足貼っていきます。
簡単に貼っているように見えますが機械の扱いはとても難しく、長年の経験の中で培われているものであって、とても簡単に出来るものではございません。
Uさんプロフィール
年齢 31歳
勤続年数 7年
【職人魂】
直接目に見えない部分ではありますが、グッドイヤーの靴を製造するうえでかかせないものであり、ほんの少しの調整などでアーチや形状に差がでてくるため正確さやスピードが求められるところもあり、とても気を使い集中力も必要ではありますが見えないところにもこだわり、努力を怠らないということをモットーに日々業務に挑んでいます。
【ひと言】
このような職人さん一人一人の手が加えられ、いくつもの工程を経てようやく1足の靴が出来上がることを考えると靴への思い入れもより一層強くなる気がします。