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モルトドレッシング
リビングなどでウイスキーを片手に靴のケア
靴磨きは面倒で退屈・・・そんなネガティブな印象を一蹴するお洒落なケア。それがモルトドレッシングです。
「日常を豊かに彩るための至福の作業」そんな思いでケアを行っていただきたいと考えています。
[ 用意するもの ]
・革靴
・油性クリーム Boot Blackなど
※靴と同色もしくは濃いめの色を選択してください
・綿布
・使い古しのストッキング
・ブラシ
・手袋(軍手でも可)
・お好みのスコッチウイスキー(ダルモアなど)
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まず、ブラシで埃や汚れを軽く取り除く。次に指先に布を少しきつめに巻き付け、油性クリームを靴全体に薄く塗り、ベースの艶を与える。力を加えすぎず、表面を撫でるように塗るのがコツです。
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ベガノカーフの靴の場合、トゥ(つま先)やヒール(かかと)だけをクリームを付けた布で強めに擦ると焦がしたような色味が加えられ、靴全体にアンティーク調の濃淡を付けられます。
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ベースのクリームを塗り終えたら、ウイスキーをクリームの蓋にたらします。あくまでも少量で、決してヒタヒタになるまで入れないようにしてください。
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人差し指と中指に巻いた布をウイスキーで少し湿らします。その状態でクリームを軽く取り、余分に付いたウイスキーとクリームは取り除いてください。靴にクリームを伸ばしたとき、表面に水滴が付かないように気をつけてください。
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布で円を描くように優しく撫でていき、左右交互に乾かしながら、薄く皮膜を作ります。使用する布はTシャツの切れ端など、薄く目の細かい綿などが最適。一足の目安は約30分。根気強く繰り返し行い、布が靴の上を抵抗なく滑るようになったら終了です。
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しっかりとクリームを重ねたら15〜30分間乾かします。最後は使い古しのストッキングを使って靴全体を軽く磨くと、下ろしたての高級感の磨きが堪能できます。トゥのツヤが増しただけでなく、アッパーとの濃淡が付きアンティークシューズのような風合いに。
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モルトドレッシングの大事なパートナーである、シングルモルトウィスキー。
代表の廣川も愛飲するこのダルモアは、至福の時間を演出してくれることでしょう。
1263年にクラン・マッケンジーが、ハンティング中に雄ジカの角で負傷した当時のスコットランド国王アレキサンダー3世を救いました。
国王は謝意を表すため、マッケンジー家に雄ジカの紋章を与え、以来ダルモア蒸留所の製品メインラベルには、「雄ジカの紋章」が描き続けられています。
オレンジマーマレードとスパイスを感じさせる香りが特徴的です。色合いは、黄金色とオレンジ色を帯びた深みのある赤褐色で、その味わいはフレッシュな柑橘類と甘いバニラが感じられます。熟成樽にはオロロソ・シェリー樽とバーボン樽を使用。
芳醇な香りが、モルトドレッシングをしていても辺りに広がります。
ストレート、ロックでも充分お楽しみいただけますが、少量の水を加えてみるのがおすすめする「ダルモアのお楽しみ方」です。ストレートよりも一層、フレッシュさと甘みを感じることができます。
タイプ |
シングルモルトウイスキー |
容量 |
700ml |
アルコール度数 |
40% |