裏革
lining

裏革について

裏革とは、靴の甲革の裏面部分にあたる面で、補強としての目的もありますが、直接的に靴下など含めて、足(肌)に触れる部分の革のことを称します。足の裏の面は、“中底”であって、それ以外の場所です。もちろん、この中底の上の踵部分に敷いてある革も同じ裏革素材です。
この素材は、スコッチグレインでは、バングラデシュより輸入しているこだわりの素材である牛革を使用しています。足に触れる部分なので、ナチュラル(自然な革本来の風合いに近い)な仕上がりを徹底して追求しています。
この「自然な風合いに近い」とは、快適な歩行のサポートになるように、長時間履いた時の蒸れの軽減や、汗の吸収を最大限に活かせるように考慮した仕上げ方にして、試行錯誤の上に辿り着いた自信の素材です。

昨今、製品の耐久性を上げるために、裏革に少しの塗膜を施し、摩耗強度を更に上げております。以前とは、若干違いがございますが、従来どおり履き込むことで、靴との馴染みも生まれてまいります。